ホンダのホイールナットは「球面座」ホンダ車は社外ホイール装着時に注意!!ホイールとホイールナットが他車と違います♪

HONDA 間違いだらけのタイヤ選び

こんにちは、タイヤとホイール以外にも注意するところがいっぱいあるパンダ3です。

今回は、ホンダの純正ホイールと純正ホイールナットのお話です。「球面座」と聞いて『あぁ~はいはい』と思った方にはどうでもいいページですが、『球面座って何?』と思った方で、ホンダ車をお乗りの方やホンダ車を考えている方にはぜひ読んでほしいページです。

ホンダ以外のメーカーをお乗りの方は豆知識としてお楽しみください。

ホンダのホイールナットは球面座

ホンダの純正ホイール・純正ホイールナットは球面座になっています。

※アルミホイール・鉄ホイール両方球面座です。

まず球面座ってなんだ?

球面座と聞いてピンとくる方は機械関係にかなり詳しい方だと思います。だいたいのかたは「???」になると思いますが、超簡単に説明すると「座」というのが『他と接する面』の事を言います。したがって球面座とは、「他と当たる部分が球面だよ」という意味です。

「球面」+「座(他と接する部分)」が球面座です。

ホンダ純正のホイール・ナット

ホンダの純正ホイールが球面座を採用しています。

そのほかに「テーバー座」とか「平面座」とかがありますが、ほかの自走車メーカーのホイールは大体「テーバー座」か「平面座」を採用していますね。「球面座」国産メーカではホンダだけです。はい

テーバー座とは?

テーバー座は「接する面に角度(テーバー)が付いている」のでテーバー座と呼ばれています。比較的小型で軽量な自動車のホイールに採用されています。

テーバー座のホイール・ナット

平面座とは?

平面座とはその名の通り平面が接するので「平面座」と呼ばれています。乗用車ではわりと重めなミニバンから、大型のセダン、SUVなどに採用されています。

平面座のホイール・ナット

ホンダ車のホイール交換にはご注意を!

ここまでくればもうおわかりですね。

ホンダ車でインチアップやスタッドレス等で社外ホイールを使用する場合社外ホイールにはホンダの純正ナットは使えませんので注意してください
その逆もしかりで、ホンダの純正ホイールには一般のホイールナットは使えません

ホンダ純正ホイール + 一般的なテーバーナット」「社外ホイール + ホンダ純正ナット」の違った組み合わせで使ってしまった場合、走行中にゆるんだり(最悪タイヤ取れます)しますので、できるだけ早めに正常な組み合わせに戻してください。

ホンダ純正ホイールにはホンダ純正「球面座」ナット、社外ホイールには一般的なテーバーナットか平座面ナットを使ってください。

まとめ

降雪地方では毎秋、毎春にスタッドレスに履き替えるというのは恒例行事ですし、カッコイイ社外ホイールに履き替えたり、あとは最近インチアップも流行っているので、特にホンダ車に乗り換えたばかりの方は本当に注意してください。

業界の人には常識ですが意外と知らないプチ情報でした。

『ホイールナットぐらいで大丈夫っしょ』と言うのは危険極まりないですよ~

それでは今日も安全運転で♪

Panda3

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